Eating Hokkaido(イーティング北海道)でも人気の北海道産小麦粉「きたほなみ」とは?

Eating Hokkaido(イーティング北海道)でも人気の北海道産小麦粉「きたほなみ」とは?

「きたほなみ」は北海道産小麦粉品種!

日本国内で消費される小麦粉は、全体の約12%程度とわずかです。その中でも65%を占めているのが北海道産小麦粉です。北海道産小麦粉にはいろいろな品種があり、それぞれ性質や特徴は異なります。その中でも「きたほなみ」は、親にホクシンという品種と北系1660という品種を持ち、それぞれの品種の弱点を補いながら、農家の皆さんにとって栽培しやすく、そして消費者の皆さんにとっては美味しく頂ける品種として開発されました。

きたほなみは、北海道産の品種に由来しているという点が大きな特徴ですが、それだけではありません。これは北海道における秋まき品種の約90%を占めるメジャーな品種で、栽培地域は北海道全域に及びます。病気や気温に対しても耐性が強いため、育てやすいという点が、農家からも高評価なのです。

きたほなみが誕生した由来

きたほなみが開発される前は、北海道産の小麦と言えば策付面積の約90%程度を占めるチホクコムギが一般的でした。チホクコムギは食感という点では優秀でしたが、色において輸入の小麦よりも劣るという点が問題点でした。当時は、麺用の小麦としてはオーストラリア産に頼っていて、オーストラリア産のものは色がホワイトということもあり、どうしても見劣りすると考えられていたのです。 

その問題点を克服するために開発されたのは、きたほなみだったのです。チホクコムギの食感はそのまま生かしながら、色を大幅に改良したことによって、現在ではチホクコムギの作付面積を大きく超え、北海道産小麦の品種を代表するまでとなりました。

「きたほなみ」はEating Hokkaido(イーティング北海道)でもお取り扱いしています!

Eating Hokkaido(イーティング北海道)でも、きたほなみは取り扱っています。他の品種とブレンドさせない「きたほなみ100%」なら、お菓子用の中力粉として「華粉(はなこ)」や「さらさ」という商品がラインナップされています。どちらも、1kgサイズの他には10kg25kgがあり、ニーズに合わせて購入しやすくなっています。クリーミーホワイトで癖のない美味しさが特徴です。

うどん等めん用、お好み焼き・たい焼き・タコ焼き等の中力粉用途が主ですが、クッキーやケーキ等の薄力粉用途としても使えますし、ゆめちから(超強力粉)とブレンドしてパン用として使うことも出来ます。

Eating Hokkaido(イーティング北海道)では他にも、パン作りのために事前に他の品種とブレンドしたパン用強力粉もあります。これは「春の香りの青い空」という商品名で販売されているもので、きたほなみの他には「春よ恋」や「キタノカオリ」がブレンドされています。 

▼「きたほなみ」に関連する小麦粉の商品一覧

「きたほなみ」がブレンドされた北海道産小麦粉はこちら
※「みのりのちから」はきたほなみはブレンドされていませんが、きたほなみを親に持つ超強力品種です。

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