じゃがいもパンは超加水になりやすい⁉

じゃがいもパンは超加水になりやすい⁉

じゃがいもパンが超加水になりやすい理由

じゃがいもパンとは、パン生地の中にゆでたじゃがいもを混ぜ込んでいるパンのことです。じゃがいもがパンに入ることによって、翌日でも生地が柔らかい状態を維持できたり、腹持ちが良い仕上がりになるなど、たくさんのメリットがあります。お総菜パンなどとも相性が良く、自宅で手作りすることも可能です。

混ぜ込むじゃがいもは、ゆでて柔らかい状態にした上でパン生地に混ぜますが、ここで注意したいのが加水率です。じゃがいもにはすでに水分が含まれていますし、じゃがいもを水に入れてゆでると、その際にさらに水分が含まれるため、パン生地が超加水な状態となり、こねにくくなってしまうことが少なくありません。

Eating Hokkaido(イーティング北海道)の北海道産小麦粉との相性がバツグン

パン作りにおいては、小麦粉の中に含まれているたんぱく質の量によって、こねた際のグルテン生成量が大きく変わります。Eating Hokkaido(イーティング北海道)が取り扱っている良質な北海道産小麦粉は、どれもたんぱく質が豊かな品種ばかりで、じゃがいもを使わなくても豊富なグルテンが生成できるポテンシャルを持っています。

その中に、タンパク質が多く含まれているじゃがいもを混ぜることで、パン生地内のグルテン量が増えます。モチモチで弾力性のある手作りパンを作りたい人にとっては、ぜひ活用したいテクニックと言えるでしょう。

超加水にしないポイントとは?

多くのパンは、加水率は60%から80%程度です。加水率が低くなるとパンは粉っぽくなり、高くなればパン生地が柔らかくなってこねづらくなってしまうという特徴があります。じゃがいもパンを作る際に失敗する人の多くは、じゃがいもに含まれている水分量を考慮せずに水を加えすぎてしまうのです。失敗せずに美味しい北海道産小麦粉を使ったじゃがいもパンを作る際に、水の調整はぜひ知っておきたいコツと言えるでしょう。

生地が柔らかくてこねづらい場合には、ホームベーカリーを使うなどの工夫がおすすめです。ホームベーカリーでも超加水の状態では生地が柔らかくてベタベタしやすいのですが、ホームベーカリーの方が手でこねるよりも合理的かつ効率的にこねてくれます。

水分量を調整するという点では、じゃがいもを水に入れてゆでるのではなく、電子レンジで柔らかくする方法も、おすすめです。それでもじゃがいもの中にはもともと水分が含まれているので、パン作りにおいては注意が必要です。しかし、ゆでる過程で水分量を増やし過ぎないという点では、この方法はおすすめです。Eating Hokkaido(イーティング北海道)の北海道産小麦粉を使う場合にも、こうした方法をぜひ活用して、美味しいパン作りに役立てたいものです。

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