みなさまこんにちは。
今日は北海道小麦の新品種である「みのりのちから」について、その魅力や使用するメリットをお伝えしていきます。
今回は麺業界の方々向けのご案内になるかと思います。
農業の持続的発展に関心のある方、麺の茹で伸びに関心のある方、添加物の置き換えに興味のある方はぜひ最後までお目通しください!
また、詳細が聞いてみたい等ございましたら下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください!
別日にWEB会議を実施させていただく形でも問題ございません!!
1~2営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。
お問い合わせフォーム→https://eating-hokkaido.shop/pages/contact
1. 安定供給と生産者の収益向上について
北海道産小麦「みのりのちから」は、「ゆめちから」に比べて平均15%の収量増が見込まれます。収量増が見込まれるということは、生産者の手取りが増加するとともに、原料の安定供給にも貢献します。
みのりのちからをご使用いただく事で「農業の持続的な発展(生産者の手取り増と原料の安定供給の両面)に寄与する」という社会貢献につながる(つなげれられる)と考えております。
2. 「ゆで伸び」性能の改善による品質向上
「みのりのちから」には、強靭なグルテンが含まれているため、麺の「ゆで伸び」を抑えやすくなっています。(詳細が気になる方はご連絡ください。)
実際、某ラーメン店では、従来の小麦粉に数%「みのりのちから」を加えることで、「ゆで伸び」の許容時間が従来の6分から10分以上に延びたことが確認されました。
ラーメン業界では「ゆで伸び」を抑えることが永遠の課題と言われており、特に大手の製麺メーカーさまへのご提案において、こうしたデータは大きな強みになると考えます。
3. 添加物の置き換え効果で風味とコストを両立
物性を強化するための添加物については、麺の風味に対して必ずしもいい影響を与えるものではありません。
多くの麺製品では、活性グルテンや加工デンプン、増粘剤(アルギン酸ナトリウムなど)といった添加物が使用されています。しかし、これらの添加物は、小麦本来の風味を損なったり、麺1玉あたりのコストが高くなるという課題があります。
「みのりのちから」のグルテンの力を使用することで、これらの添加物を減らし、コスト削減と風味の向上を実現できる可能性があります。
・小麦タンパク(グルテン):特有の臭いがあり、製造法によっては酢酸臭やエタノール臭が強くなる場合があります。小麦粉自体で置き換えが可能であれば、風味が改善します。
・加工デンプン:(酢酸タピオカデンプン、ヒドロキシプロピル化タピオカデンプン):冷蔵麺の老化防止や食感向上に役立ちますが、小麦粉本来の風味とは異なります。
・増粘剤(アルギン酸ナトリウム):小麦粉ゲルとは異なる食感と風味が出るため、置き換えが可能であれば、より自然な風味を提供できます。
また、添加物はコストが高く、例を挙げると小麦タンパクは約800円/kg、加工デンプンは約400円/kg、増粘剤は約4,000円/kg以上となります。小麦粉に置き換えることで、品質を損なうことなくコスト削減が可能です。
4. 「みのりのちから」で実現するソルトフリー・減塩麺
「みのりのちから」は非常に強靭なグルテンを持つため、塩を加えなくても十分な強度の麺を作ることが可能です。この特性は、健康志向の製品開発において大きな利点となり、減塩や無塩の麺製品においても高品質な麺が提供可能となります。この技術に関しては、当社で特許を申請中です。
健康訴求の取り組みを行っているメーカー様には大きなメリットとなるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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