パン屋は儲かる? ヤマチュウ営業担当者が見た、繁盛する店に共通する5つの条件
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パン屋で大きな利益を出すのは難しい、と思っている方は多いと思います。確かに材料費や人件費、店舗の賃料などを考えると、ベーカリー経営は簡単なビジネスではありません。
しかし、実際には、決して好立地とは言えない場所で着実に利益を出し、繁盛し続けている店が数多くあります。日々多くのベーカリーと向き合う山本忠信商店の営業担当者の話から見えてきた、繁盛店に共通する5つの条件をご紹介します。
立地に頼らなくても繁盛する店はある
駅ナカや商業施設などの好立地にある店舗は、人通りの多さが強みである一方、通りすがりの「非日常買い」が中心になりやすく、リピート客が定着しにくいという側面があります。
それとは対照的に、決して好立地とは言えない路面店でありながら、わざわざ車で買いに来るお客さまに支えられ、強い支持を集めている町のパン屋さんも少なくありません。
ヤマチュウの営業担当者によると、こうした立地に頼らず繁盛している店には、共通する5つの条件があるといいます。
条件①:大前提はやっぱり「おいしさ」

「そんなの当たり前だよ」と突っ込まれてしまいそうですが、大前提としてパンの「おいしさ」は外せません。
どれほど販促や発信に力を入れても、「味」という確かな土台がなければリピートにはつながりません。
しかし、ここはプロの職人や経営者であれば、自信を持ってお届けできる領域。裏を返せば、「味」という土台があれば、これからご紹介する条件が最大限に生かされます。
条件②:店に入った瞬間、五感で感じるワクワク感がある
「繁盛するお店は入った瞬間にワクワク感がある」と、ヤマチュウの営業担当者は話します。
焼き上がりの香ばしい匂い、ずらりと並んで目移りしてしまうたくさんの品数、「ただいま焼き上がりました!」という活気あふれるライブ感。こうした五感を刺激するシズル感は、ネットやチラシの写真や文字だけでは決して伝わらない、リアルな店舗空間ならではの大きな武器です。
条件③:豊富な選択肢で選べる楽しさがある
同じ生地でも、具材やトッピングを変えるだけで選択肢は何倍にも広がります。
たとえば、シンプルな揚げパンでも、シュガー、シナモン、きな粉など複数の味を用意することで、「ついつい2つ、3つと買ってしまった」という購買行動を生み出します。
生地のベースを固定し、具材やトッピングでバリエーションを出す設計は、原価と手間を賢く抑えながら品揃えを豊かに見せる、小規模店にこそ取り入れやすい工夫です。
条件④:魅力が伝わる販促ができている
繁盛店は、商品力だけでなく「伝える力」に長けています。ポイントは、POP、商品名、企画性の3つです。
産地を明記したPOP
「国産」「北海道産」など、素材の産地を明記するだけで、商品の説得力は大きく変わります。同じ規格の食材でも、産地表示があるかどうかで「買ってみたい」「食べてみたい」という気持ちになるのは、お客さまもベーカリーオーナーも同じです。
素材感が伝わる商品名
「じゃがいもゴロゴロ」「もちもち」「ふわふわ」「ホクホク」といったオノマトペを使った商品名は、長い説明文よりも商品の魅力をしっかりと伝えてくれます。見慣れない横文字の凝った名前より、素材と食感がイメージできる名前の方が、多くのお客さまをひきつける力があるようです。
季節・月替わりの企画性
「今月の新商品」「北海道フェア」など、季節感のあるイベントや企画を定期的に打ち出している店は、いつ訪れても新鮮な驚きがあり、お客様を飽きさせません。定番の安心感に加えて、こうした「今しか買えない旬の企画」が、新たな来店動機をしっかりと生み出します。
条件⑤:魅力を伝える発信力がある

最後の条件は、お店側からの発信力です。SNSや店頭をうまく活用し、自店の魅力をきちんと伝えられている店ほど、口コミやリピートにつながりやすい傾向があります。
逆に、どんなに立地に恵まれていても、発信を怠っていると新たなお客様と出会う機会を逃している可能性もあります。
素材の産地や生産者とのつながりを「ひとつのストーリー」として伝えられる店ほど、単なる価格以上の「納得感」を顧客に与えることができます。これは、こだわりの素材選びから商品説明、POP、日々のSNS発信にいたるまで、すべてが一貫しているからこそできることです。
繁盛する店づくりは素材選びから
繁盛店の条件は、好立地や大きな設備投資だけではありません。
✅おいしさという土台
✅店頭でのワクワク感
✅選べる楽しさ
✅伝わる販促(産地表示・商品名・企画性)
✅発信力
これらはすべて、日々の運営の中で少しずつ積み上げていけるものです。そして、そのスタート地点の一つとなるのが、味をしっかり底上げし、自信を持って産地を語れる素材選びです。
「Eating Hokkaido」では、北海道・十勝の生産者から直接仕入れたこだわりの食材を豊富に取り扱っています。パンの風味を決める高品質な小麦粉をはじめ、味わい深い豆類、旬のおいしさを閉じ込めた冷凍野菜、その他北海道ならではの特産品まで、小ロットから仕入れが可能です。
産地や生産者の想いというストーリーを、あなたのお店の販促や商品作りにそのまま活かせる。そんな心強い食材探しを、Eating Hokkaidoがお手伝いします。
Eating Hokkaidoでは、業務用食材の仕入れのご相談や、サンプル提供のお申し込みをお受けしております。
「この食材を定期的に仕入れたい」「こんな食材はある?」など、ぜひご要望をお聞かせください。