🌾 Eating Hokkaidoの公式LINEができました 🌾

新着情報やお得なキャンペーン・クーポンをいち早くお届けします!
ぜひお友だち登録をお願いします📱

▶︎ お友だち登録はこちら!
麦稈ロールとは何かを徹底解説

麦稈ロールとは何? 北海道の夏を彩る風物詩を徹底解説!

いつもEating Hokkaido(イーティング北海道)をご訪問いただきありがとうございます!

夏の北海道を車で走っていると、畑の中にロール状の大きなものが点々と転がっている光景に出会うことがあります。

これらは「麦稈(ばっかん)ロール」や「ロールベール」と呼ばれており、実は小麦の「収穫の証」。北海道の農業を支える大切な役割を果たしている、夏の風物詩です。

今回は麦稈ロールの正体や、北海道ならではの畑と牧場をつなぐ循環の仕組みについてご紹介します。

麦稈ロール名前の由来とは? サイズ感は迫力満点!

「麦稈(ばっかん)」とは、麦わらのことを指す農業用語です。「稈(かん)」は、小麦や大麦を収穫したあとに畑に残る「茎」の部分を指します。それを丸めて円筒形に圧縮したものが、「麦稈ロール」「ロールベール」と呼ばれているんですね。

畑の上にころんと転がる姿は、不思議なオブジェのようで、写真映えする光景として旅行者からも人気を集めています。遠目からはかわいらしいのですが、近くで見ると直径は2メートル近くあり、なかなかの迫力。1つのロールの重さは、なんと約300kgもあります。

ブログ担当は子どもの頃に絵本で見たことがあり、初めてリアルに目にした時はじんわり感動したのを覚えています。

夏にだけ現れるのは小麦の収穫と関わりがあるから

麦稈ロールが畑に姿を見せるのは、7月末から8月中旬にかけて。

北海道では、秋に種をまく「秋まき小麦」が7月最終週ごろ、春に種をまく「春まき小麦」が8月上旬ごろに収穫を迎えます。コンバインが収穫するのは小麦の穂先だけなので、茎の部分だけがいったん畑に置き去りにされます。

これを刈り取り、「収穫が終わったばかりの畑の証」として、麦稈ロールができあがるのです。

どうやって作られる? 麦稈ロールができるまで

では、この巨大なロール状のものが一体どうやって作られるのか動画で見てみましょう!40秒あたりで、麦稈ロールがころんと生まれます。


①畑に残された麦の茎(麦わら)を「ロールベーラー」が巻き取り集める
②麦わらが圧縮され、大きな円筒形に成形される
③完成したロールがそのまま畑に転がされる

北海道にはもうひとつ、麦稈ロールとほぼ同じ見た目の「牧草ロール」があります。道外の方にはその違いは区別できないと思いますが、実は用途がまったく違います。

麦稈ロールと牧草ロールの違いを比較

麦稈ロールと牧草ロールの見た目や用途を比較すると、このようになります。


麦稈ロール

牧草ロール

原料

小麦・大麦の茎(麦わら)

牧草

主な用途

牛の敷料(寝床)

牛の飼料(エサ)

見た目

ラップなし、麦わら色

白・黒・緑などのラップ巻き

できる時期

7月下旬〜8月上旬(小麦収穫期)

初夏〜秋(複数回)


牧草ロールは牛の「食事」、麦稈ロールは牛の「ベッド」。そう思うと、畑の景色の見え方が少し変わってきそうです。

牛のベッドから畑の恵みへ。北海道らしい循環のかたち

完成した麦稈ロールは、「敷料」として酪農家の牧場へと運ばれます。麦わらならではのクッション性と保温性が、牛にとって快適な寝床をつくり出すのです。飼料用の牧草に比べて安価に入手できることも、敷料として選ばれる理由だそう。

興味深いのは、麦稈ロールが生み出す「循環」です。

牛の敷料として使われた麦わらは、やがて牛ふんと混ざり合って良質な堆肥となり、畑作農家の土づくりに再び活用されます。畑作農家が育てた小麦の麦わらが、酪農家の牛を支え、その恵みがまた畑の土に還っていきます。

「畑作」と「酪農」が支え合う、北海道ならではの循環型農業が、ここにあるんですね。

麦稈ロールが見られる時期やエリアは?

麦稈ロールが見られるのは、例年7月下旬から8月中旬にかけて。特に、美瑛町や十勝地方など、小麦畑が広がる北海道内陸部でよく見られます。丘陵地帯にロールが点在する景色は、北海道ならではの雄大さとのどかさを感じる絶景です。

ただし、麦稈ロールがある畑は、農家の方が大切に管理している農地です。見学・撮影は必ず舗装された道路の上から行い、畑の中に立ち入ることは避けてくださいね。

麦稈ロールは北海道の「農」のシンボルのひとつ

麦稈ロールは、北海道の夏の風景をつくる風物詩だけではなく、小麦の収穫から牛の暮らし、そして畑の土づくりまでをつなぐ、北海道の農業の営みそのもの。

何気ない畑の景色でも、裏側にあるストーリーを知ると、北海道を訪れた時、食卓で北海道産の小麦粉や乳製品を手にしたとき、その一つひとつがより身近に感じられるようになりますよね。

麦稈ロールが見守る北海道の畑で育った小麦。
イーティング北海道では、その恵みを産地直送・自社製粉でお届けしています。パンやお菓子、麺づくりで、ぜひ北海道の大地の物語を味わってみてください!

北海道産小麦粉を見る

ブログに戻る